『おじさん』に対して思うこと。「もうあなたに価値観揺さぶられる事ないので黙っといて下さい。」

逆賊ブロガー ケンです。

 

私は岡山と東京で遠距離婚をしています。

 

大学時代に東京で出会い、就職して岡山配属になったのをきっかけに遠距離スタートさせ、現在に至ります。

 

はじめの頃は、遠距離恋愛もいいねー、なんて思っていました。

 

毎回旅行気分で彼女に会いに行けるし、月一回くらいしか会えないので毎回新鮮な気持ちで会える。当然マンネリを感じることもありません。

 

しかし、結婚を考えるにあたって、遠距離というのは障害でしかありませんでした。

 

そもそも一緒に住むことができない。

双方の両親への挨拶の段取り、結納の段取り、結婚式の段取りや打ち合わせなど、タイミングと時間が限られる。

子供を持つにも2人で育てることができない。

 

 

そこで、私は結婚を決めた時点から会社に、本社のある東京への異動希望を出していました。

上司との面談でも毎回異動希望の話をしています。

 

そんななか、上司はじめ『おじさん』たちは私にこう言ってきました。

 

「奥さんいつこっちに呼ぶの?」

「一緒に住めないんだったら結婚する意味あるの?」

「奥さん仕事はやめるの?」

 

こんな言葉をかけられるたびに私には失望と怒りが沸々と湧いてくるのです。

 

私と妻は、岡山と東京の遠距離婚を選択しました。有能な妻のキャリアを犠牲にした家庭生活に意味を感じないし、まだお互い若く周囲よりも早めに結婚を決めたので、子供を持ったりするのに数年後でも遅くないと判断したからです。

あとは単純に一馬力での家計にも不安があります。正直今後一つの収入源に頼るのはリスクが大きすぎて考えられません。

 

おそらく『おじさん』たちは、自分の経験や価値観をもとに、思慮の浅い若い子に教えてやる、ぐらいのつもりでそんなことを言っているのだと思います。

 

しかし、自分の人生をかけて決断して、先が見えないなか前に進もうとしているのに、真剣に考えていないわけがありません。

 

世代論にしたいわけではないので、ここでは価値観の凝り固まった人たちのことを『おじさん』と表記していますが、『おじさん』たちにとっての当たり前と私たちにとっての当たり前に乖離がありすぎて、理解してもらえない絶望感があります。

 

結婚したら一緒に住むのが当然、

結婚したら子供を産むのが当然、

結婚したら夫の仕事を優先するのが当然、

大きい会社に入って一生同じ会社で勤めるのが幸せ

 

全て認識が化石化した『おじさん』の考え方だなと感じます。

 

辞令ひとつでどこにでも飛んで行く、

わかっていたことですので会社の制度自体に文句は言えませんが、夫婦共働きが当たり前の今、家族の犠牲の上に成り立つ制度は限界を迎えていると思います。

 

会社としても個々の事情に柔軟に対応していくことが求められるし、そうでないと優秀な人材は必ず流出していくと思います。

 

 

そして、『おじさん』に対して思うこと。

 

「もうあなたに価値観揺さぶられる事ないので黙っといて下さい。」

 

価値観のアップデートをやめた人間とは、話しても得られるものはありません。そのような人間が人の人事権を持っている状況は、個人にとっても会社にとっても、ひいては国にとっても憂うべき状況に思えます。